虫歯治療
虫歯で歯に穴があいてしまった場合、自然治癒は期待できません。
原則として、虫歯になった部分を削って補修しなければならないのです。
この補修の仕方は、虫歯の大きさや場所によって異なります。
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1.小さい虫歯
虫歯がまだそれ程大きくない場合には、
まず虫歯になってしまった所を削り取ります。
そして削った部分に詰め物をします。 -
2.大きい虫歯?
虫歯が大きい場合には、沢山削らなければなりません。
その様な場合には、削った歯に被せ物をします。 -
3.神経まで進行した虫歯?
虫歯がさらに進行し、神経まで進んでしまった場合には神経をとらなければなりません。
この場合、神経の治療後に、歯に被せ物をします。その為、虫歯の状況により治療が長期化する事があります。
歯周病の治療
歯周病は日本人の場合、10~20代前半ですでに60%の方がかかっているといわれ、
50才代でおおよそ80%の人がかかっているといわれるほど、多くの方が悩んでいる歯の病気です。
だれもがかかりやすい病気ですが軽くみてはいけません。
歯周病は「沈黙の病気」と呼ばれていて、ほとんど自覚症状が無いままに進行していく病気です。
ご自身で気づいたときには、歯の周囲を支える骨がボロボロになっているケースも少なくありません。そうなると食事をとることも大変になります。
歯周病を予防するには、早期発見、早期治療がキーとなります。
かかりつけの歯科クリニックに少なくとも半年に一度受診されることをお勧めいたします。
義歯
義歯はかみあわせが悪いとかめません。
かむという動作は脳と深く密接した関係にあって、痴呆病防止になったり、記憶力を良くしたりします。
高齢になると若いときに比べ顎骨の吸収が大きくなり、粘膜の弾力性が減退したり、筋肉組織の運動が鈍ったり、顎の関節がゆるくなったり、唾液の分泌が少なくなり乾燥し、口腔内の僅かな傷に対しても治癒率が低くなるなどの症状が出やすくなります。
更には口臭が原因となって、家族や、身近にいる人達とのコミュニケーションが薄れてきます。
義歯を入れてかむことで頭脳、身体ともに老化を遅らせることができると考えられます。
「総入れ歯」の未装着は時には顎関節症の引き金になることもあり、痴呆の早期化や多くの全身症状の元凶となります。
それぞれの症状に合わせてお口にピッタリの入れ歯をお作りすることで機能面、心理面などから不安感を取り除き、より健康な生活を送れるようお手伝い致します。
入れ歯には、歯が一本もなくなった時に入れる「総入れ歯」と、数本残っている時に入れる「部分入れ歯」があります。残っている歯の本数によって入れ歯の形は様々です。入れ歯を作る素材は、プラスチックや金属などいろいろな種類があり、それぞれに特徴があります。